お世話になっている男性の上司にギフトを贈る時は、何を選べば良いのか迷ってしまいます。特に、これといった趣味を持っていないとなおさらです。ギフトは贈る側の気持ちですが、男性の上司が確実に利用するものを選ぶと良いでしょう。あまり興味が無さそうなものを贈っても、逆に困らせてしまいます。
また年齢が高くなるほど、使い慣れているものに対する愛着があります。既に持っているものを贈っても、使ってもらえないかもしれません。そう考えると、いくつ持っていても困らなかったり、あると便利だけど自分では買わなかったりするものを贈るのが喜ばれそうです。
例えば、ボールペンは何本あっても困りません。名刺を保管するファイルもたくさん使います。ハンカチやタオルも複数あると重宝するでしょう。封筒を開けるペーパーナイフや、手のひらサイズの靴ベラは持っていると便利です。こうしたビジネスツールを扱うカタログギフトなら、自分で選ぶ楽しみもプラスして贈れます。
共に仕事をする同僚は、何かと助けてくれる存在です。お祝い事があれば、日頃のお礼も兼ねてギフトを贈りましょう。同僚なので、上司に贈ると失礼にあたるものも選べます。男性の同僚に贈るなら、実用性があったり、悩みを解消してくれたりするものが喜ばれるでしょう。
例えば、同僚の名前が入ったビジネスアイテムです。大勢が働いているオフィスでは、ちょっとしたきっかけで誰のものか分からなくなります。ボールペンやUSBメモリに同僚の名前を入れて贈れば、万が一どこかに紛れてもすぐに戻ってきます。ひらがなや漢字で入れるよりは、ローマ字の方がおしゃれです。
いつも金欠に悩んでいる同僚には、財布や小銭入れを贈ってあげましょう。風水では財布をこまめに取り替えると、金運が良くなると言われています。また、パソコンやスマートフォンで目を酷使している男性はたくさんいます。目元を温めて筋肉の凝りを解消してくれるホットアイマスクを贈ると喜ばれそうです。USBから電力供給できるものはオフィスでも使えるでしょう。
家族がいる男性の同僚には、食べ物やジュースの詰め合わせ、お酒のギフトも贈れます。万が一本人の好みに合わなくても、家族が喜んで消費してくれます。人数を考えて、賞味期限内に食べ切れるものや、個包装のものを選びましょう。珍味系よりは、誰にでも好まれるオーソドックスな味の方が無難です。
同僚にギフトを贈る時の相場は、3,000円から5,000円くらいです。もらいっぱなしというのはあまり無いので、お返しの負担も考えて高すぎるのは贈らないように気をつけたいものです。
仕事上の付き合いがある相手に贈るビジネスギフトは、身内や親しい人にギフトを贈るのと違って、相場が大きく異なります。最低でも5,000円以上、法人に贈るなら1〜5万円くらいです。お中元やお歳暮、独立したら開業祝いや開店祝いなどを贈る機会があります。
定番は食べ物や飲み物、ビールなどの酒類です。法人に贈れば従業員同士でシェアできるので、仕事を円滑に進める上でも有効です。同じ食べ物でも、男性が多い職場はお酒のつまみになるものが喜ばれます。
ビジネスギフトにお金をかけるなら、花が贈りやすいでしょう。特に人気があるのは「胡蝶蘭」です。花が1ヶ月以上持つので、長きにわたって店舗や事務所を彩ってくれます。値段が高くなるほど花の数が多くなって豪華です。
花の扱いに慣れていない男性へ贈る場合は、自分で好きなものを選べる現金や商品券、カタログギフトでも失礼にはあたりません。むしろ、開店・開業後は必要なものが多いので、足しになるのは有り難いものです。
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