「ぶり」の意味・いわれ

照りが美しくふっくらとした白い身がおいしいぶりの照り焼きは、おせちだけでなく冬の家庭料理としても人気があります。

実際のぶりの身は白いのですが、回遊魚なので種類としては「赤身魚」です。ぶりはおいしいだけでなく、ビタミンB2やコラーゲンも豊富なので美容効果も期待できます。

体が大きく成長していくにつれて、「モジャコ」から「ワカシ(関東)・ワカナ(関西)」、「イナダ(関東)・ツバス(関西)」、「ワラサ(関東)・ハマチ(関西)」、そして最終的に「ブリ」へと名称が変化します。
日本人はその様を社会で出世していく人の姿に重ね合わせて「出世魚」と呼び、縁起がいいとしてきました。立身出世を願う人にはうれしい魚なのです。

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