自分または相手が喪中だと、お中元を贈ることができるのか迷う方もおられるかと思います。そこで喪中の際のお中元のやり取りについてご紹介します。
喪中はお祝い事を避けるべき時期ですが、お中元はお祝い事ではなく日頃の感謝を相手に伝えるためのものなので、いわれにかかわらず贈ったり受け取ったりできます。
注意点として、贈る際は熨斗に注意しましょう。
お中元に使用される熨斗紙には紅白の水引が描かれています。
しかし、紅白はお祝いを連想させるので喪中のお中元として相応しくありません。
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四十九日が過ぎるまでは、慌ただしく過ごしている親族を思いやり、時期を少しずらした方が良いといわれています。
忌明けがお中元の時期を過ぎてしまう場合は、残暑見舞いや残暑御伺いとして贈ります。
忌明けまでにお中元をいただいた場合は、お礼状だけを先に送り、改めて残暑見舞いや残暑伺いの熨斗をつけてお贈ります。