いらないといわれるご両親もいらっしゃいますが、親しき仲にも礼儀あり、という言葉もあります。育児中は特に、何かとお世話になることも多いお相手ですので、ご両親にはきちんと内祝いを贈ったほうが良いでしょう。
注意が必要なのは、義両親への贈り物。地方の慣習がある場合もあるので、必ず配偶者と相談してから、予算やお品を決めるようにしましょう。
両親・義両親からの出産祝いは、高額な金品になることも。その場合、相場の「半返し(半額)」を内祝いにすると、かえってお互いの負担になるかもしれません。相場を厳密に守るより、「心をこめて選んだ」ことが伝わる方が大切です。
赤ちゃんの誕生はご両親にとっては孫の誕生。他の方へはちょっとオーバーかな?と思える内祝いでも、喜んでいただけるでしょう。他の方への出産内祝いとしては遠慮してしまう、赤ちゃんの画像が入ったアイテムも記念品として喜ばれるケースが多いようです。
とはいえ、大きな食器や大きな時計など、置き場所や使い道に困ってしまいそうなお品は避けたほうが無難です。
一番大切なのは、前述したように「心がこもっている」「相手を想って選んだ」と伝わること。趣味や好みのグルメは定番として、予算が合えば、欲しがっていた家電や、行きたがっていた土地へのご旅行をプレゼントされる方もいらっしゃいます。
また、赤ちゃんの出生体重と同じ重さのお米「赤ちゃん米」は、ついつい抱っこしてしまうと人気の商品。ユニークかつ定番のお米のお品なので、ご両親にはもちろん、親戚や親しい友人にもおすすめです。
親しい間柄だからこそ迷ってしまう、ということもあるものです。そんな時はカタログギフトも選択肢に入れてみては。贈る側にとっては予算にあわせて希望の価格帯を選ぶことができますし、いただく側も自分の好みで選べる楽しさがあると好評のアイテムです。