親戚への「結婚内祝い」は、新郎新婦の家庭からの初めてのご挨拶でもあります。喜んでいただけるコツをつかんで、親戚とのいいお付き合いにつなげたいものです。
関係が遠い親戚であっても、両親や他の親戚などから、家族構成や年代、お仕事くらいはわかるものです。リサーチの手間は惜しまないようにしましょう。甘党か辛党か、コーヒーやお酒がお好きか、旅行やスポーツなど趣味や好みについてなどが分かれば、選択肢が広がります。
新郎新婦の人となりが伝わる結婚内祝いは、もらう方も微笑ましい気持ちになるものです。とはいえ、自分たちらしさにこだわりすぎないよう、注意が必要。「若向きすぎ/渋すぎではないか」、「実用性はあるか」、「好みの分かれるものでないか」など、客観的に考えて、喜ばれない贈り物になるリスクを減らしましょう。
情報が少なく、迷ってしまい決まらない場合は定番の「誰でも使いやすいもの」を選びましょう。代表的なのが、タオルの詰め合わせや、シーツなどのリネン類、食器といった品。「家族構成に合わせた数・サイズ・種類」と好みを問わない「シンプルなデザイン」がコツです。
ご自分で品物を選んでいただけるカタログギフトは、人となりを存じ上げない方に差し上げられる「究極の一手」といえるでしょう。昨今では体験ギフトなど多彩なカタログも増え、どんなものを選ばれたか伺う機会があれば、今後のお付き合いにも活かせます。