出産祝いのメッセージには、お祝いの気持ちが伝わるポイントをおさえておきたいものですが、お相手との関係によってふさわしい言葉遣いがあります。今回は出産祝いのメッセージを書く時のポイントと、友人・親戚・上司・部下といった、先様別の文例をご紹介します。
赤ちゃんの誕生を祝うのはもちろんですが、以下の内容を入れるといたわりの気持ちがこもったメッセージになります。
・母体を気遣う、ねぎらう言葉
・親になったことへの祝福の言葉
また、出産後は子育てで慌ただしく、体調も万全でないことが多いもの。ふだんより神経質になっている場合もありますから、下記を注意して思いやりのあるメッセージを書きましょう。
・優しく温かみを感じる柔らかい文体で
・どんなに親しくてもふざけすぎた表現は避ける
結婚式のスピーチで「別れる」、受験する方へ「落ちる」など、場面によって使ってはいけない言葉を忌語といいます。
出産の忌語は「流れる」「消える」「薄い」「終わる」「苦しい」など。苦労を想起する言葉は絶対に避けましょう。
くだけた文章になりすぎないよう注意。赤ちゃんの誕生を祝うほか、友人として母親の体調を気遣うねぎらいの気持ちを多めにするのがよいでしょう。
親せきが増えたよろこびとねぎらいの言葉を盛り込みます。もしくは困ったら頼ってくださいねといった、気遣いを入れると優しい雰囲気になります。
誕生のお祝いとご家族・赤ちゃんの成長を祈るような文面にするとうまくまとまります。贈り物を職場で共同購入した場合は、それと分かる一文を添えておきましょう。