新しい年に囲む、おせちと家族の記憶
おせちは、年のはじまりにいただく特別な料理。
それは単なるごちそうではなく、家族の笑顔や、懐かしい記憶、そして感謝や願いが詰まった“心の贈り物”でもあります。時代とともにおせちの形は変わっても、そこに込められた“人と人をつなぐ力”は変わらない。そんなことを改めて感じさせてくれる、温かなエピソードばかりです。
皆様の心に残るお正月のひとコマが、これからも続いていきますように。
栃木県 50代 女性
20年以上前には、年末年始の実家でおせちの準備にかかり切りで、母と一緒に1日中キッチンに居ました。もう実家へ行くこともなくなったので手抜きして楽になりました。今では懐かしい記憶です。
埼玉県 60代 男性
家族団欒で頂くおせち料理は、楽しかったです。高齢になるにつれ、子供や孫と一緒に頂くおせち料理は、格別でした。
長崎県 60代 女性
結婚して初めて一人でおせち料理を作ることになった時、プレッシャーに押しつぶされ、泣きながら母に電話したら「さっさと取り掛かってしまいなさい。作り始めたらゴールが見える。大晦日の夜にゆっくり紅白見ている自分を想像するのよ!」と励まされ、どんどん作っていって、最後には母が言った通りになりました。今思い出しても、食材を広げたまま途方に暮れていた私が、母の一言でテキパキ動き出した自分に驚いています。
滋賀県 60代 男性
高齢で一人暮らしの父親が生前に、母親が先立ったのでおせち料理の準備ができず、懇意にしている郵便局の担当者の薦めで「郵便局のネットショップ」でおせち料理を発注し、自分の分と共に私の方にも毎年贈ってくれていました。 父親が亡くなった後に、早割シーズンにはそのご担当者さんから申込書が送付されて来ていて、それから父親を偲ぶ思いで「郵便局のネットショップ」から毎年おせち料理をお願いしております。
富山県 50代 女性
今までは、年始に挨拶に来られる方の分迄、自宅で大量の手作りのおせちを母親と年末の紅白を観る事もなく、夜遅く迄手作りしていましたが、年始に来られる方も少なくなり、親も高齢になった為、去年から出来上がったおせちを注文する様になりました。移り行く時代の流れをおせち料理で感じています。
和歌山県 50代 男性
最近の子供がふだん食べないものも入っていたりして、「これなんやろ?」と言いながら食材を見て調べたりして色々なものを少しずつ味わっている子供たちの姿を夫婦で微笑ましく見ながら、おせちをいただきました。
千葉県 50代 女性
最近は、おせち持参で仙台の温泉付きホテルで年越しをするのが恒例となっています。温泉に入ってから主人とおせちを広げるのが楽しみで、一つ一つ味わって頂いています。縁起物で、料理の由来等々話ながら新年を迎える事が幸せを感じる瞬間です。
福岡県 60代 女性
子供の頃の家族でいただいたおせちはあまり美味しかった思い出よりも、お正月の行事でした。大人になり個々の味付け 嗜好の変化で美味しくいただく様になりました 酢の物 黒豆 筑前煮は自宅で創りますが他のおせちは購入させて頂いています。
福岡県 50代 女性
子供の頃は母と31日の夜遅くまでお節を作った思い出があります、今は美味しいものが手軽にいただけてゆっくりと年越しそばを楽しむ事ができます。
大阪府 70代 男性
実家がまだあった時は、元日に兄弟家族の皆が集まって、事前に購入したおせちを持ち寄って食べながら、賑やかに過ごしました。それぞれの家庭で用意したおせちは、いろんな種類があるので、たくさん楽しく食べました。
岩手県 50代 男性
小さい頃は兄と気に入った物はいつも取合いになってました。なので母にケンカにならないようにと、取り分けてもらってました。母の作るおせちが今でも一番です。
福岡県 40代 女性
昔から正月は親戚が沢山集まって楽しく過ごしてます。今は購入するおせちが主流なのでとても助かります。1から作るなんでとても無理なので本当に助かります。お年玉をたくさん貰えた時とっても嬉しかった記憶があります。
兵庫県 60代 女性
昔はお煮しめや黒豆が苦手でしたが、今では一番にお箸がいきます。年齢を重ねてお節の嗜好が変わりました。
長野県 50代 女性
地元ではない料亭のおせちには、地元にない食材が使われていたりして、「こういうのもおせちになるんだね!」と驚いたりしかも美味しかったりで、話題になりました。
神奈川県 50代 女性
我が家では毎年、12月31日からおせちを食べます。その習慣は祖父母から受け継いでおり、毎年先祖に想いを馳せいただいています。
※アンケート結果より一部抜粋。対象:「郵便局のネットショップ」顧客 有効回答数:413件 調査方法:インターネット アンケート実施期間:2025年1月8日〜15日
おせちは、ただの料理ではなく、家族の歴史や想いが詰まった特別な存在です。
昔ながらの手作りの思い出、母から子へと受け継がれる味、時代とともに変わる習慣や暮らしの変化。
いただいたエピソードからは、それぞれのご家庭に息づく“お正月”のかたちがあたたかく伝わってきました。
おせちを囲むひとときには、世代を超えて笑顔が広がり、絆が深まる力があります。
郵便局のネットショップはそんな大切なひとときをお手伝いできることを誇りに思いながら、これからも皆さまの暮らしに寄り添い、心を届けられる存在でありたいと願っています。