作り手のこだわりをレポート!
Vol.3 「株式会社 ゴーゴーカレーグループ」様
“元気の源”カレーで世界を元気に!
地域色豊かなカレーが次々と登場するなか、気になるのはそのお味。
そこで今回は、2024年に創業20周年を迎えた「ゴーゴーカレーグループ」さまを現地訪問し、作り手の工夫や味わいの秘訣を直接リポートしました。

カレー作りの「55」のこだわり
ゴーゴーカレー。この名前を耳にしたことがある方も多いでしょう。その社名の由来は、元メジャーリーガーの著名な背番号にちなんだもので、店名の「ゴーゴー」とかけているのです。ただし、ゴーゴーカレーのこだわりは単なる数字だけではありません。カレー作りにも「55」に拘った独自の工程が存在します。
ゴーゴーカレーのカレー作りは、全て手作業で行われます。計量から、肉や玉ねぎのソテー、カレー調合、袋詰め、冷却、梱包まで、全ての工程が手作業です。特に重要なのがカレーの調合工程で、焙煎の段階で味の9割が決まり、熟練の技が必要とされています。基本温度を守りつつ、水の追加タイミングや量の調整を短時間で行うことで、照りのある風味豊かなルーが完成するのです。この工程が、ゴーゴーカレーの美味しさの秘密です。
スパイスへのこだわり

ゴーゴーカレーのルーは最初は甘めと感じられるかもしれませんが、徐々に絡みやスパイシーさが顔を出します。これは、使用するスパイスにこだわっているためです。同社では、こだわりの原料を使用し、代替品を用いることはほとんどありません。また、レシピもシンプルであり、何か一つでもミスがあると直ちに気付くことができます。創業以来、原材料のメーカー変更や製造手順の変更は一切行っていないことが、彼らの味を守る要因です。ゴーゴーカレーの味を保ち続けるための努力と愛情が最大のスパイスです。
レトルトカレー製造の苦労
ゴーゴーカレーの味を家庭でも楽しめるように、レトルトカレーが開発されました。しかし、レトルト製造には特有の難しさが伴います。加圧加熱殺菌という調理工程を経るため、金沢工場でのチルド品製造と異なります。そのため、釜でカレーを仕上げる前工程から何度もテストを繰り返し、レトルトに適した状態を見極めました。この努力の結果、現在のレトルトカレーが誕生したのです。
ルーとご飯の黄金比
ゴーゴーカレーでは、ルーとご飯の比率を1:2とすることを推奨しています。この比率は創業者の「ベロメーター」に基づいて決められたもので、食べなれた金沢カレーの味を忠実に再現するためのものです。一般的なカレーと同様の比率で食すると、味が濃く感じることがあります。この比率が、独特な美味しさを生み出す要因です。
ご家庭でもロースカツカレーを楽しむ
レトルトカレーがあると、ゴーゴーカレーの定番メニューである「ロースカツカレー」もお家で楽しむことができます。家庭でカツを揚げる際は、厚みを1cmから1.5cmにすると良いでしょう。また、揚げた後すぐに食べられる場合には、ラードで揚げると一層美味しさが増します。カツにはお好みのソースをかけて食してください。ぜひ、ご家庭でお店の味を再現してみてください!
ゴーゴーカレーの魅力はその独特な味わいだけでなく、創業から続くこだわりと愛情にあります。このカレーが元気の源となり、世界中の人々を元気にするのです。
(文中、敬称略)
取材を終えて
今回は、金沢工場と「ゴーゴーカレールネスかなざわ直売所」を併設したゴーゴーカレーグループの本社を訪問し、西畑社長にお話を伺いました。
お昼過ぎの訪問にもかかわらず、温背にはゴーゴーカレーを求めるお客さまが絶え間なく訪れていました。その様子は、まさに金沢カレーが地域のソウルフードとして、多くの人々に「元気」をチャージしている証でした。
全国カレー巡りの旅が、これからますます「元気」に満ちたものになるという予感を抱く、力強い取材となりました。
株式会社 ゴーゴーカレーグループ〒920-0013 石川県金沢市沖町イ81番地1
世界に元気を届ける!!ことをミッションに金沢から日本のみならず、世界に発信し続けています。